こんにちは、WaSaBi北九州のとつがわです。
令和6年4月17日、滝行やのぼり旗奉納でお世話になっている北九州市八幡西区畑にある畑観音釋王寺の春季大祭に行ってきました。
穏やかな快晴の日でした。
畑観音釋王寺では毎年4月の17日に春季大祭が催行され、普段は秘仏となっているご本尊の十一面観音様がご開帳されます。
お祭りは管理しているお寺・香徳寺の住職と副住職により、執り行われました。ちなみに、17日は観音様の縁日です。
正装した住職と副住職が下の緩やかな階段から上がってこられ、本堂にてお祀りが行われました。香徳寺は浄土宗なので、南無阿弥陀仏の十念を所々お唱えされており、参加者一同も真似てお唱えしました。
十念は合掌したまま「なむあみだぶつ」を4篇・4篇・2篇の計10篇でお唱えします。8篇までは「なむあみだぶ」と唱えます。9篇目で「なむあみだぶつ」の「つ」をはっきりと発音し、最後の10篇目で礼拝しながら「なーむあみだぶー」と唱えます。
8篇までと、9篇、10篇で音の違いやリズムが違うので、十念はとても面白いです。回数を重ねるごとにコツをつかんで、うまく言えた気がしました。
それから、お祭りの中で散華がありました。蓮の花びらの形をした紙を撒かれるので、お祭りが終わった後に皆で持ち帰りました。なんだかご利益がありそうなのでお守りとして持っておこうと思います。私の持ち帰った散華は天女さんが描かれておりました。
開始から約40分程度で終了しました。昨年も参加させていただきましたが、関係者のほとんどが高齢になりお祭りに参加される方が年々減っているとのことで、少し寂しく思いました。
私は香徳寺の檀家ではないですが、管理されてる畑観音の敷地で滝行をさせていただいておりますので、昨年同様感謝の気持ちでお祭りに参加させていただきました。 香徳寺さんには定期的に蝋燭や線香の補充、お守りなどを置いてくださり、ありがたく思っております。しかも、畑観音は急な山の中腹にあり、急な坂道を登らないとお堂へはいけません。30代の私が上るだけでも、呼吸が荒くなるくらいですので、年配の方が上るのはとても大変なことだと思います。
参加は出来なかったのですが、お祭りの翌日18日には、私たちが活動している北九州の神仏史跡を護る会で集まったのぼり旗奉納者のご祈祷をして頂きました。総勢39名の奉納者です。奉納者の祈願が叶いますよう、よろしくお願い致します。
後日、香徳寺さんへお礼の挨拶に伺いましたら、お祭りの時に配り忘れたと恒例のラップをいただきました。今年はラップないんだなと思っていたら、ありましたね(笑)ご住職は、「その時に指摘してよ」とおっしゃいましたが、「今年はラップ無いの?」なんて中々言えません。単に忘れているだけとは思いませんでした。