こんにちは!親子で北九州のお遍路巡りをしているとつがわです。
2021年9月より2歳の息子「きょうちゃん」とお遍路デビューをしました。
当サイトでは、北九州の「帆柱新四国霊場」の霊場紹介と親子お遍路巡りの感想を書いてます。
どうぞ興味のある方は、のぞいてみてください。
帆柱新四国霊場 第四番札所「東光寺」
今回は、帆柱新四国霊場八十八ヶ所の第四番札所、東光寺(とうこうじ)をご紹介します。
アクセス
JR鹿児島本線「黒崎駅」から歩いて10分のところ、国道3号線の藤田二丁目の交差点を南下し道沿いに行くと、右側にひっそりとそびえたつお堂があります。
こちらが帆柱新四国霊場の第四番札所「東光寺」です。周辺には、春日神社や正覚寺があります。
なお、お車でお越しの方は駐車場がないので、藤田二丁目の交差点の角にあるコインパーキングをご利用ください。
ちなみに、藤田二丁目の交差点の角には北九州で有名なパン屋「シロヤベイカリー」があります。昔ならがの素朴な味が地元の人に愛されてます。ぜひ北九州の人を見つけたら、シロヤって知ってる?と聞いてみてくださいね♪
歩いていくと右側に赤い帽子をかぶった延命地蔵菩薩が現れ、その奥に東光寺のお堂がみえます。
お堂側からみると、周辺はこんな感じ。右後ろには、春日神社の鳥居がありますね。
今日のきょうちゃんもお母さんに手を繋がれ絶好調です。
東光寺は、浄蓮寺(八幡西区藤田)の末庵で、ご本尊は薬師如来さまです。
町の人は親しみを込めて「お薬師さん」とか「東光庵」と呼んでます。
明治時代の記録には由緒・創立年代は不詳、花ノ尾城麻生氏の建立だったと思われます。
春日神社が八幡東区の上の銘になった際に東光寺がありました。花ノ尾城が落城のあと、春日神社と共に杉本という所に移り、その後春日神社が山王社内に移された時に東光寺を藤田裏町に移し、1701年の春日神社の御馬場建て替えの際に、現在の場所(八幡西区藤田)に移されたそうです。
なぜだか、昔は馬に乗ってお堂の前を通ると必ず落馬したと伝えられており、里人は恐れてお堂の前を通る時には、馬から降りて通行したといいます。
近年、境内に延命地蔵菩薩(癌欠け地蔵尊)が安置され、信仰をあつめているようです。
人間の背丈以上ある延命地蔵菩薩様で迫力がありました。
赤い帽子を被っているのはなぜでしょうか。誰か分かる方教えてください。
東光寺のお堂の札所看板を撮影。第四番札所はお薬師さまです。
プラスチックの札看板が残っているのが嬉しく思えます。
お堂の前で、経典とご真言を唱えました。
薬師如来様のご真言
オン コロコロ センダリマトウギ ソワカ昭和四十年に地元の方々の支援により現在のお堂が改築されました。
ちょっとばかし眩しすぎるけれど、ここは我慢です。
ついでに、お母さんも一緒に記念撮影です。
ん~眩しくて前が見えないよ...(; ・`д・´)(こころの中)
その他境内の建造物
帆柱新四国霊場 東光寺の基本情報
名称 | 東光寺(とうこうじ) |
札所番号 | 第四番札所 |
ご本尊 | 薬師如来 |
所在地 | 福岡県北九州市八幡西区藤田2丁目7-4 |
交通 | JR鹿児島本線「黒崎駅」から約徒歩10分 |
駐車場 | 周辺のコインパーキング |
周辺施設
札所の基本情報(外部リンク)
はじめての般若心経③
般若経の奥深さに触れよう
日本仏教の基盤となった大乗仏典の中でも、特に重要とされる般若経。般若とは、ブッタの智恵を指す。それは、般若波羅蜜多といい、あらゆるものを「空」であると見抜く智恵の完成を目指すものである。般若経は菩薩の修行法を明かし、菩薩道の仏教を示した。菩薩は自らの修行に加えて、他の人々にも教えを分ち与えて救い導くという、いわゆる自利利他の菩薩行を高く掲げたのである。