帆柱新四国霊場|第3番札所【北九州のお遍路|親子旅日記】

こんにちは!親子で北九州のお遍路巡りをしているとつがわです。

2021年9月より2歳の息子「きょうちゃん」とお遍路デビューをしました。

ここでは、北九州の「帆柱新四国霊場八十八ヶ所」の霊場紹介と親子お遍路巡りの感想を書いてます。

どうぞ興味のある方は、のぞいてみてください。

帆柱新四国霊場 第三番札所「平等寺」

今回は、帆柱新四国霊場八十八ヶ所の第三番札所、平等寺(びょうどうじ)をご紹介します。

アクセス

国道3号線と北九州都市高速道路の間に位置し、北九州市八幡西区鳴水にある河頭山(ごとうやま)の麓に平等寺はあります。

近隣には、鳴水公園と貴船神社があり、平等寺の大師堂のある広場と貴船神社の敷地が隣接しています。

なお、車でお越しの方は、貴船神社の山門(鳥居のある石段)の正面の道を右へ行き、すぐ左手にある河頭山の脇道を反対に上ります。頂上まで上ると右手に貴船神社があり、駐車場があります。

平等寺の中門

日の光が眩しい朝方に、親子お遍路がはじまります。10月はじめの涼しい風が身体をまとい、とても清々しいです。

きょうちゃんも今回で3回目の霊場巡り。お遍路衣装に身をつつみ、すっかりベテラン風の歩みで進みます。

もちろん、お大師様(金剛杖)も一緒です。

帆柱新四国第三番札所の看板前

中門の帆柱新四国霊場の第三番札所の看板前で記念撮影しました。

平等寺の本堂

中門を越えると左手に平等寺の本堂があります。

本堂の門戸には「平等禅寺」と書かれた扁額があります。見上げると二階に大きな鐘がありますね。

いつ鳴らすのでしょうか?気になります。

本堂の前で経典とご真言を唱えました。

観世音菩薩のご真言

おん あろりきゃ そわか
平等寺の本堂

本堂の玄関先で記念撮影しました。左手に金剛杖を持ち、あどけない表情とは裏腹に貫禄ある佇まいです。

ちなみに、きょうちゃんは左利きなので左持ちです。

平等寺の全体風景

本堂の前に位置する一際目立つ朱色の異形五重塔があります。違和感を感じるのは、上に行くほど屋根の層が大きくなるからです。

なぜそのような形をしているのかは不明です。

異形五重塔の初層
異形五重塔の不動明王像

初層の内陣には、不動明王像が安置されてます。

背後にはメラメラゴーゴー燃えていて、悪いものを寄せつけない力強さを感じます。

お大師像

本堂横の奥の石段を上る手前には、右手にお大師様の像があります。

なんだか優しいお顔立ちで、お遍路の無事を見守ってくださっているようです。

大師堂のある広場

奥の階段を上ると、大師堂・水子地蔵堂・子安観世音・不動明王の像のある広場があります。(上の写真の左奥から上ってきました)

平等寺の大師堂

大師堂です。かなりの数の石仏に囲まれここだけポツンとあり、ただならぬ存在感を発揮しています。

お大師様の前で、経典とご真言を唱えました。

お大師様のご真言

南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)
平等寺の大師堂

親子お遍路の記念撮影です。

その他境内の建造物

水子地蔵堂 
子安観世音

不動明王像
大師堂の広場の隣にある貴船神社

帆柱新四国霊場第三番札所の基本情報

名称平等寺(びょうどうじ)
札所番号第三番札所
ご本尊観世音菩薩
所在地福岡県北九州市八幡西区東鳴水5-3-2
交通
駐車場貴船神社の境内に駐車可

周辺施設

貴船神社
鳴水公園

初めての般若心経②

般若心経の3つの人気の理由

般若心経の人気の理由の一つにその文字の少なさがある。262文字の手頃感が写経やお守りとして好まれる。人気の理由の二つめは「智恵」と「癒し」である。前半部分の「諸法空相」や「色即是空」は、日々移り変わる事象に心奪われることなく、「生ずるものは必ず滅す」と知る必要があると説く。三つめは、「有無恐怖」や「究竟涅槃」のようにその新しい澄み切った青空の世界には不思議な力で満ち溢れている点である。

札所の基本情報はこちら(外部リンク)