宅建は、基礎の部分をシッカリと完成させれば試験に挑戦できます。
今回の第8章は、時間の無い方はその方法で35点を目指す!、時間のある方は38点オーバーを目指した勉強方法を解説します。
(合格ラインにプラス3点という意味です)
※今回は、勉強時間量を確保できない方用と、確保できる方用に分けて説明します。
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~おさらい~
さて、今まで思い付いたままをツラツラと書いてきましたので、頭が混乱している方が多いことだと思います。
図表を使って整理しますね。
いかがでしょうが?
今までに提示してきた勉強法を完璧にすれば、33点ほど取れるようになってます。
ですが、この予想得点の33点というのは、あるひとつの条件を加味してません。
それは宅建試験は、○○の試験であるという条件です。
~子どもが試験を受けても15点取れる⁉~
カンの良い方はもうお気づきでしょう。
そうです!
宅建試験は4択の試験なので、問題を読まずに解いても、
・25%の確率で
・4分の1の確率で
正解できるのです!
つまり、33点というのは自信を持って正解する数であり、4分の1(25%)で正解するであろう数を含んでいないのです。
これを加味すると、プラス2点~3点ほど得点が上がることになり、結果35、6点前後が取れるようになるのです。
そんな、運に任せるなんて・・・
と思う方もいるでしょう
ですが、合格してきた人に聞いてみると、2点から3点は、まぐれで当たってたという方が多いのです。
(多くの失敗者を見てきましたが、当然に合格者も見てきましたので、このことは断言できます)
また、35点という点数は、宅建試験で一般的にいわれている目指すべき得点です。
実は、今までの示してきた勉強方法で、合格ラインに乗せることは十分に可能なのです。
~勉強量が確保できない方へ~
今まで提示してきた、
・権利関係の過去問=普通レベル
・宅建業法の過去問=全て
・都計法と建基法の過去問=普通レベル
・税金は勉強しない
・死守する10問の過去問=全て
を徹底してやり込んでください。
特に絶対に取りこぼしてなならない「死守する10問」は、やり込んでください。
【死守する10問】
➀国利法・②農地法・③区画法・④宅造法・⑤鑑定評価(不動産鑑定評価基準or地価公示法)・⑥支援機構・⑦不当景法・⑧土地・⑨建物・⑩統計
※統計は発表されてからです
※次回の第9章「予想問題集の使い方と統計・法改正」のルールを守って、統計と法改正だけを押さえてください。
勉強時間を確保できないのに、闇雲に勉強して受験するのは「無謀」ですが、計画を立ててシッカリ勉強して受験するのであれば、それは「挑戦」です。
十分な勉強時間が確保できない方は、これで勝負してください。
無謀はイケませんが、挑戦ならやるべきです。
これだけで35点を狙えますので、是非とも挑戦してください。
~勉強時間を確保できる方へ~
※勉強時間が確保できない方は、この勉強をしないでください。やると大事な部分が疎かになって、逆に合格から遠のきますよ。
勉強時間が確保できる方は、予想得点の33点+まぐれの2~3点ではなく、目標得点の38点を目指してください。
(上記の図表を参照のこと)
勉強方法は、購入したテキスト&過去問のすべてを完璧にするのですが、すべてを同時に勉強を開始するのではなく、自分がやりやすい部分から開始してください。
当然、税法の勉強も開始してください。
例➀:民法みたいな理屈っぽいモノが得意なら、権利関係の過去問のレベルを上げる
例②:都計法と建基法みたいな暗記物が得意なら、都計法と建基法の過去問のレベルを上げる
というような感じです。
くれぐれも、すべてのレベルを一気に上げないようにしてください。
今までやってきた勉強が基礎部分です。
何事も基礎を疎かにして成しえることは難しいものです。
段階を追ってレベルを上げないと、頭が混乱したり、民法ラビリンスに迷い込んでしまいますよ。
気を付けてくださいね。
【第8章のまとめ】
勉強時間が確保できない方は、これまでの勉強方法で挑戦
勉強時間が確保できる方は、これまでの勉強方法で基礎をガッチリと固める
基礎をガッチリと固めたら、38点を目指す勉強へ
【死守する10問】
➀国利法・②農地法・③区画法・④宅造法・⑤鑑定評価(不動産鑑定評価基準or地価公示法)・⑥支援機構・⑦不当景法・⑧土地・⑨建物・⑩統計
それでは第8章を終わります。
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