こんにちは、とつがわです。2022年11月より島郷四国霊場を親子で巡礼してます。同年9月には、北九州の帆柱新四国霊場を1年かけて巡礼しました。
今回は、島郷四国霊場の第1番札所である金剛寺について書いてます。
(参拝:2022年11月9日)
金剛寺
住所 | 遠賀郡芦屋町山鹿 |
本尊 | 弘法大師 |
芦屋町山鹿にある大願寺や安楽寺の周辺にあり、道路の脇にちょこんと立つ小さなお堂があります。こちらが、島郷四国霊場の一番札所「金剛寺」です。
お堂の扁額には「金剛堂」と堂々とした字で書かれてます。
ご本尊は弘法大師さまで、写真中央の厨子の中に安置されてます。そのほか諸仏あり。
木製と思われる弘法大師さま、お顔がはっきりされていて少しばかり厳しさを感じました。
お堂についたら、まずはお堂の中とその周辺のお掃除です。中に箒がありましたのでお借りしました。
ご本尊の前で、読経やご真言をお唱えします。持参した錫杖や音木そしてお堂の鈴をお借りして、仏様に敬意を払い、般若心経を楽しく(?)合唱します。
ポイント
南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)
堂内には、御詠歌とご本尊のご真言が残されてました。これならご真言を知らない方も、一緒にお唱えできるので助かりますね。
はじめての島郷四国霊場とあって、テンション高めなきょうちゃんです。一か月ぶりのお遍路衣装に身を纏い、ついつい踊っちゃいます。
お堂の入口の柱にある札所看板にはシンプルに「1」と書いてありました。
シンプルすぎる。。。
この金剛寺のすぐ隣には島郷四国霊場第32番札所がありましたので、一緒にお参りしました。第32番札所の親子お遍路記事は下記のリンクをクリックするとご覧いただけます。
島郷四国霊場はとても長い歴史があります。慶長7年(1602年)に大庭源馬が祖先の菩提を弔うため、三男に四国88ヶ所の霊場を巡礼させて集めた聖土を島郷88ヶ所に移したことで始まりました。その後、寛延元年(1748年)に小竹の香山彌次郎重治が、さらに四国から御砂を持ち帰り、地形・距離・年月などを勘案して位置を定め、番札と御詠歌を掲げて開基したことにより、広く一般の信仰を集めることとなり現在に至っています。