親子で北九州のお遍路、帆柱新四国霊場を巡礼してますとつがわです。
2021年9月から2歳の息子「きょうちゃん」とお遍路をスタート!
現在は、きょうちゃんも3歳となり、慣れたもので大人の真似をし般若心経を唱えるようになりました♪
帆柱新四国霊場の第32番札所「白木谷観音堂」をご紹介
今回は、帆柱新四国霊場の第32番札所をご紹介します。
帆柱新四国霊場の第32番札所は、 北九州市八幡西区香月にある白木谷観音堂(仮称)になります。
参拝日:2021年12月26日
第 32番札所の本堂
第32番札所のご本尊
帆柱新四国霊場の第32番札所のご本尊は「十一面観世音菩薩」さま。
畳半畳ほどの小さ堂内には、2体の石像がお祀りされてます。
向かって左が弘法大師さま、右が観音菩薩さまです。
ところが、堂内の観音菩薩さまの頭部には十一面観世音菩薩さまの証である11の顔はありません。
参考に有名な十一面観世音菩薩さまの画像を載せてます。
これは帆柱新四国霊場ではよくあることですが、ご本尊が違った御姿をされても、その仏さまをご本尊さまだと思い、信仰する習わしがあるそうです。
どんなお姿をされていても、帆柱新四国霊場の第32番札所のご本尊は「十一面観世音菩薩」さまで変わりはないのです。
オン・マカ・キャロニキャ・ソワカ
第32番札所の札所看板
お堂の正面には、帆柱霊場でよく見かけるプラスチックの札所看板が掲げられてます。
はっきりと第32番札所であることも確認ができますね。
また、お堂の左端には以前のものだと思われる木製の札所看板がありました。
看板の文字は消えかかって見えづらいのですが、「帆」と「四國」の文字が確認できます。
明治時代の開山当初のものでしょうか?そのようなことを考えるとわくわくします。
その他境内の建造物
32番札所のお堂のお隣には、数体の石仏がお祀りされてます。
境内の入り口付近には立派な岩石がひとつ、地表からむきだしに置かれてます。
岩盤工事の際に出てきた岩なのでしょうか?
あまりにも立派で厳かな雰囲気のある岩の為、この地を守る神様のご神体なのかもしれない(*‘ω‘ *)ととつがわは勝手に想像を膨らませました。
第32番札所の基本情報
名称 | 白木谷観音堂(仮称) |
札所番号 | 第32番札所 |
ご本尊 | 十一面観世音菩薩 |
所在地 | 白木貯水池・白木谷梅林付近 |
駐車場 | 付近に駐車場なし |
管理(世話人) | 地域住民 |
周辺施設
毎年2~3月頃に、約500本の多種多様な梅が咲き誇り、無料開放されてます。奥には、2匹のヤギが飼われてました。
親子お遍路の旅日記
白木谷観音堂は、帆柱新四国霊場の88ヶ所の中でも場所を特定するのがとても困難な札所です。
ですので、ちょっとだけ案内します。
山の中腹に位置するのですが、白木貯水池の脇道を山の方へ上り、白木谷梅林を通り過ぎ、更に道が二又に別れているので右の道を進みます。
山道を進むと、左側に下に降りれる坂道があり、金網のフェンス扉があります。
※ここに来るまでに似たような入口があるので、間違わないように注意が必要です。
2つ目のフェンスから下へ降ります。
下へ降りると、小川が流れており、その先に白木谷観音堂があります。
この小川には橋が架かってないため、足元のぐらつくU字構を経由して向こう岸に渡らなければなりません。
私はきょうちゃんを抱っこしながら渡ったので、バランスがとれず怖かったです。
第32番札所に到着するまでに、山道を登ったり、河を渡ったり、急な坂を上り降りするちょっとスリルのあるお遍路となりました。
こちらへお参りの際は、動きやすい服装が必須です(*´Д`)
クラウドファンディングで第32番札所の危険な場所を整備したい!
上記のお遍路旅日記でも書きましたが、第32番札所へ到着するまでに危険なU字構を経由して小川を渡らなければなりません。
このようなちょっとした不安や恐怖が、参拝者を遠ざけてしまいます。
危険な場所をわざわざ好む人は少ないでしょう。
私たち親子は、北九州にある帆柱新四国霊場をもっと多くの人に知って頂き、参拝者を増やしたいと思ってます。
なぜそれをやりたいのかは、下記のクラウドファンディングの記事に書いてます。
⇩ ⇩ ⇩
神社仏閣復興プロジェクト① 帆柱霊場32番札所の危険箇所の整備
このプロジェクトがいいなと思った方は、お知り合いに広めていただけると嬉しいです。
もちろん、ご支援いだだけると本当にありがたいです!