帆柱新四国霊場|第12番札所【北九州のお遍路|親子旅日記】

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こんにちは(*‘ω‘ *) ♪

親子で北九州のお遍路巡りをしている戸津川です(*'ω'*)

2021年より2歳の息子(通称:きょうちゃん)とお遍路デビューをしました。

このサイトでは、北九州の帆柱新四国霊場の紹介とお遍路の感想を書いてます。

帆柱新四国霊場 第12番札所|元城町5丁目礼拝堂

元城町5丁目礼拝堂 (2021.10.21)

今回は、北九州の帆柱新四国霊場の第12番札所をご紹介します。

場所は、北九州市八幡西区元城町5丁目にあるお堂になります。

名称が不明の為、サイト内では「元城町5丁目礼拝堂」とします。

細い坂を上ります (2021.10.21)

第12番札所は、とても入り組んだところの高台にあります。狭い道を上って歩いていくと、左手に札所の石碑がみえます。

高低差があるので、見落とさないように注意が必要です。

周辺には、八幡中央高校があります。

元城町5丁目礼拝堂

元城町5丁目礼拝堂への入り口 (2021.10.21)

元城町5丁目礼拝堂の入り口の真ん中には、帆柱新四国霊場第12番札所の石碑が建ってます。石碑からは「帆柱」と「第十二番霊」の文字が確認できました。

第12番札所入口前 (2021.10.21)

きょうちゃん「みんな準備はいいですか?僕が案内するね~。みんなついて来てね。」

その先は二手に分かれており、左は弘法大師像、右は元城町5丁目礼拝堂のお堂へ続きます。

弘法大師像(2021.10.21)

正面入り口左手にお祀りされている弘法大師像です。立派な石像ですが、風化の為か苔が生えておりました。

十三仏など (2021.10.21)

正面入り口から右へ進むと、十三仏などが安置され、その奥には不動明王像がいらっしゃいます。

そしてそのまた奥には、比較的新しく造られたと思われるオープンなお堂がありました。

元城町5丁目礼拝堂 (2021.10.21)

「わ~綺麗だね✨」

色鮮やかな石像もありますね。

きょうちゃんも楽しそうに写真に写り込みます。

お堂の側面の歌碑 (2021.10.21)

帆柱山新四国開山九十周年誌(資料)を確認したところ、第12番札所のご本尊は虚空蔵菩薩さま。

虚空蔵菩薩 (2021.10.21)

中央にいらっしゃるお方が、虚空蔵菩薩さま。並びにはお大師像や不動明王像などが一緒にお祀りされております。

残念ながら現地では札所看板を見つけることができませんでした。

いつものことながら、周辺の枯葉やゴミなどを取り除き、それから虚空蔵菩薩さまの前でご真言と読経しました。

【虚空蔵菩薩さまのご真言】 オンバザラアラタンノウオンタラクソワカ

その他境内の建造物

不動明王像 (2021.10.21)

強面のお顔で仏の道に従わないものを力づくで従わせます。(実はとても優しく慈悲深い)

上の不動明王さまの奥に今はなくなっているのですが、以前は12番札所の小さな木造のお堂が建立されていました。おそらく老朽化により、取り壊され近年になって新しいお堂が建てられたのでしょう。

不動明王像と弘法大師像 (2021.10.21)

上の写真には、右手に剣を振りかざし今にも襲ってきそうなのは不動明王さまとそのお隣には菩薩のような優しい表情の弘法大師さま。

十一面観音菩薩 (2021.10.21)
十一面観音さまの頭部拡大 (2021.10.21)

十一面観音は、頭部に11の顔を持ちその深い慈悲により衆生から一切の苦しみを抜き去る功徳を施す菩薩さまです。

眺望(2021.10.21)

そして最後に、第12番札所は高台にあるので目下の眺望は素晴らしいです。

この日は、曇っていたのですこし薄暗いですが、八幡の街並みが一望できます。

次回は晴れた日の早朝か日の入りに来て、お日様を拝みたいです。

第12番札所の基本情報

所在地元城町5丁目
札所番号第12番札所
ご本尊虚空蔵菩薩
所在地北九州市八幡西区元城町5丁目以下不明
駐車場付近に駐車場なし
管理不明
参拝日(2021.10.21)

外部リンク

はじめての般若心経⑫

般若心経の歴史③

古代・中世では、大乗経典の1種にすぎないとされていたが、近代・現代では庶民の身近なお勤めに用いられるようになった。