お寺や神社を整備清掃して復興させるプロジェクト①第32番札所の整備清掃編

はじめに

はじめまして。「とつがわ」といいます。

北九州で2児の子育てをしながら、会社の人と一緒に北九州のお遍路をやってます。

(後ほどお遍路メンバーを紹介します)

仕事が休みの日や仕事前にお遍路をやっているのですが、その他に滝行、神社仏閣巡り、美術館巡りをしています。
みんなからは超天然と言われますが、自分ではよく分かっていません。
幼稚な文章になりますが気合と勇気で書いていきますので、皆さん最後まで宜しくお願いします。

▼とつがわの詳しいプロフィールはこちら

戸津川の紹介|あそVIVA北九

【お遍路を簡単に解説】
お遍路とは、四国に点在する空海(弘法大師)にゆかりのある霊場を巡礼することです。

本場の四国の八十八ヶ所霊場が有名ですが、四国だけでなく全国のいたるところにも霊場があります。

私が住んでいる北九州にも

・帆柱新四国霊場
・島郷四国霊場
・北九州三十三観音霊場

の3つの霊場があります。

(小さいところも含めるとまだたくさんあるようです)

私たちは、令和3年9月に帆柱新四国霊場八十八ヶ所のお遍路をはじめました。
週に1~2ヶ所を車で巡礼し、行ったところはツイッターや自分のブログで発信しています。


帆柱新四国霊場の親子お遍路ブログも書いてますので、気になる人はこちらからどうぞ。

▼とつがわの帆柱新四国霊場の記事一覧

【北九州のお遍路】帆柱新四国霊場親子旅日記|あそVIVA北九

小さなお寺の現状

そうやって帆柱新四国霊場を巡礼していると気づいたことがあります。

それは

・境内にたくさんのゴミが放置
・お堂がボロボロ
・危険な場所がある

ということです。

特に、小さなお寺や無住のお堂を訪れたときに、その惨状に衝撃を受けました。

大きな神社や有名なお寺などの綺麗な場所にしか行ったことのなかった私は、この現状を見てとても理解できませんでした。

それと同時に「これでは参拝者も来ないし、ここにお堂があることも忘れられてしまうだろうな」と思いました。

現に、帆柱新四国霊場を周る人は、極端に少ないようです。

神社・仏閣の役割

そもそも神社やお堂は、私たちの祖先が災いの回避や疫病退散、豊作大漁祈願などの願いから、神仏をお祀りし建立したものです。

神仏の縁日やその地域の祝い事などには祭事が執り行わており、近所の子供たちや氏子さんたちが集まっていました。

その昔は、戸籍の管理や、現在の公民館のような寄り合い所でもあり、お祭りを含めコミュニケーションの場となっていました。

これを読んでいるあなたも、神社やお寺の境内で遊んだことがあるのではないでしょうか。

しかし、近年になり地域との関りも薄れ、家族も単体化し、だんだんと人との繋がりが無くなりつつあります。

昔から大切にされていたことが親から子へ、そして孫へと伝えられることが大変難しくなりました。

そうして神社やお寺の参拝者も少なくなり、次第に活気がなくなりお祭りも開催されなくなってしまいました。

こういった状況を目にすると、とても悲しい気持ちになります。

私の通った私立保育園の話ですが、この地域で生まれ育つ子供は、年長になると神社で舞を奉納する風習がありました。

私も舞を披露したのですが、巫女衣装に身を包み、お化粧をしてドキドキしながら踊ったのを記憶してます。

今思うと何だか懐かしく、大変貴重な思い出です。

やっぱり、こういった伝統的な文化を失いたくありません。

そもそもお祭りは神社やお寺から始まったものであることを皆さんご存知でしょうか。

ということは、皆さんが身近で楽しみにしているそのお祭りも神社がなければ存在しなかったのです。

それが今、地域の集まりが減り、お祭りが開催されなくなってます。

こういう問題を私は解決しなければいけないと感じました。

そこで今回、

「お寺や神社に参拝者が増え、小さな子供たちが近所のお寺や神社の綺麗な境内でワイワイキャッキャと遊び、そのお寺や神社などの独自のお祭りを存続再興させ、子孫に伝え遺すことを全国に広める」

という目的を達成するために、行動することに決めました。

神社やお寺のお祭りが再び活気あるものになると良いなと思ってくださった方は、ご協力頂けると嬉しいです。

お遍路メンバー紹介

海蔵庵(帆柱新四国霊場第6番・第7番札所)

お遍路メンバーは私、とつがわと2歳(当時)の息子と職場の仲間の4人でお遍路しています。

  • とつがわ
とつがわ

私、とつがわは今回の神社仏閣復興プロジェクトのメンバーの一員。神社やお寺って自然が多い場所によくあるので大好き。

詳しくは前に述べた自己紹介文を見てね。

  • Miyata
Miyata

会社の中で一番信心深く、今回のクラウドファンディングのリーダーであるMiyata。
幼稚園の頃から般若心経が唱えることができ、神社検定2級を持っている。
神社仏閣を愛し、ご朱印や神社やお寺や縁起物をよく集めてます。
年末年始は福津市にある宮地嶽神社で給仕のお手伝いをしています。

  • きょうちゃん(戸津川の次男)
きょうちゃん


戸津川の次男。2歳でお遍路デビュー。得意技はお遍路姿と満面の笑みで世のおばさま、おじさまの心を虜にする。

言葉はしゃべれないが、般若心経をなんとなく言える。

  • もへじ

顔出しNG、昔は色男だった!?
とつがわとMiyataの上司であり、会社の社長。今回のクラウドファンディングのサポートマネージャー。

北九州で不動産業と飲食業を経営。

現在は仙人になることを目標に生きてます。

最初は気軽に始めたお遍路

高祖寺(帆柱新四国霊場・第1番札所・第2番札所)

私たちは日頃から神社やお寺に参拝しており、お寺で行われる写経や坐禅、お茶や説法などに積極的に参加しておりました。
ちなみに、私はそれまで仏縁がなく、みんなに連れられての参加でしたが次第に面白いと思うようになりました。
そうしているうちに「北九州のお遍路もやってみようか?」ということになり、令和3年9月に帆柱新四国霊場を巡礼をスタートすることになりました。

以前のお遍路は、悩みや苦しみから救われたいと願う人々が四国の八十八ヶ所を歩いてまわり、この厳しい巡礼を行えば、最後にご利益・功徳があるということで始める方が多かったようです。
現在では、自分探し、アウトドア感覚、四国の歴史を感じる旅、八十八ヶ所をまわれば願いが叶うなど、様々な理由でまわる人も増えました。

私たちも「ちょっとやってみようか」という気持ちでお遍路をスタートしたので 、今では少し気軽すぎたかなと反省しています。

平等寺(帆柱新四国霊場・第3番札所)

そうして、帆柱新四国霊場をまわり始めたのですが、何となく寂しいなぁと感じていく自分がいました。

というのも、私たちと同じく帆柱の霊場を巡っている方に、全くお会いすることがなかったのです。

郷土資料や参考資料によると、今から約40年前までは帆柱新四国霊場もお遍路さんで賑わっていたそうです。

あるお寺の住職から伺ったお話ですが、昔は百人参りや千人参りといって、お遍路衣装を着た人々が長蛇の列を作って霊場をまわったそうで、その頃は各霊場で世話人さんのお接待も盛んに行われていたそうです。

(お接待とは、巡礼者にお茶やお菓子など色々なものを振る舞うことです)

子供の頃にお遍路に参加したご住職は、まわり終えるまでに沢山のお菓子でかばんがいっぱいになったと言ってました。

▼畑観音釈王寺

畑観音釈王寺(帆柱新四国霊場・第36番札所)

第36番札所の畑観音釈王寺(上記画像)は、職場の社長が小学校の頃に遠足で来ていたところなのですが、観光バスが停まって白装束の人たちが巡礼していたのを薄っすらと覚えているそうです。

▼畑観音釈王寺横の滝

滝行中のMiyataと順番待ちのとつがわ

実はここ36番札所でも、私たちは滝行でもお世話になっています。

滝行というと修行のイメージが強いですよね。

だけど、私は滝に打たれることが心地よく感じます。

とはいえ、生半可な気持ちで参加すると大変危険なのでご注意くださいね。

滝行の際は、導師である天台宗の和尚さんの指導の下で行ってますので、勝手に入らないようにしてくださいね。

また、滝行やお遍路をやってみたい人は、うちのお店「馬九」に来ていただければMiyataか私、とつがわがいますので気軽に声をかけてくださいね。

お店の場所は後ほど紹介いたします。

3つの課題

冒頭でも少し述べましたが、お遍路を進めていくと、小さなお堂や無住のお堂のお堂がボロボロ、境内にゴミや枯葉が放置、危険な場所があるなどの問題に直面しました。

すると、3つの課題が浮き彫りになりました。

3つの課題というのは、

第一に、清掃とお賽銭問題

第二に、危険な箇所の整備

第三に、調査と記録保存

です。

これらは解決しないと、どんどんお堂が廃れてしまって参拝者も来なくなるので、なんとか改善しなければいけないと思いました。

神社仏閣復興プロジェクトの目的

このクラウドファンディングのプロジェクトの目的は

「お寺や神社の参拝者が増え、小さな子供たちが近所のお寺や神社の綺麗な境内でワイワイキャッキャと遊び、そのお寺や神社などの独自のお祭りを存続再興させ、子孫に伝え遺すことを全国に広める」ことです。

このプロジェクトを達成するために、先述した

第一に、清掃とお賽銭問題

第二に、危険な箇所の整備

第三に、調査・記録保存

を解決する必要があります。

これらを一気に解決しようとすると、煩雑になり本来の問題が解決出来なくなるので、ひとつずつ焦点をあてて解決したいと思っています。

ここまで読んでいただいた方は、そのまま読み続けてくださると嬉しいです♪

お遍路で気づいた清掃の大切さ

お遍路をしていると、ときおり清掃が必要な場所があります。

なぜなら、境内が枯葉や雑草で埋め尽くされているからです。

その清掃中に気づいたのですが

神仏を大切にしたいその心が私に清掃をさせているのだと気づきました。

みなさんもそうだと思いますが、神さまや仏さまがいらっしゃる場所が綺麗だと気持ち良いですよね。

私たちはいつも掃除道具を持って、お遍路してます。

▼掃除道具の写真

掃除道具

しかし、ここに来てショックな出来事が起きました。

とある札所の小さなお堂の境内が大変荒れ果てていたのです。

その境内は絨毯やカーペット、イスやぬいぐるみ、ペットゲージなど一般の家庭から出るゴミで埋め尽くされていました。

この状況を目にしたとき、ちょっと言葉がでなくなりました。

▼第19番札所の写真

上の写真のようなひどい状態のお堂があることに目を背けたくなりましたが、これではいけないなと思いました。

わたしたちはSNSを使って、帆柱新四国霊場を広めたいと考えてましたが、この悲惨な状態をそのままでは発信できません。

やはり参拝者に来ていただくには、古くてもきちんと清掃された魅力あるお堂である必要があります。

▼19番札所のお堂

以降の清掃はお賽銭で

今回のクラウドファンディングで資金を募って、まずは廃れてしまったお堂の清掃と整備をする予定です。

プロジェクト達成後は、その地域の人々や世話人さんが、お堂のお賽銭にて以下の方法で維持管理を行えるように考えています。

①清掃

↓↓

②私たちがSNSでの発信
(北九州もお遍路があるのだよ~)

↓↓

③お賽銭が増える

↓↓

④お賽銭で、清掃や維持管理を行う

↓↓

⑤古くても雰囲気のあるお堂になる

↓↓

⑥訪れた人が好印象のSNSを発信

↓↓

⑦さらに参拝者が増え、お賽銭も増える

この方法で私たちは

「お寺や神社の参拝者が増え、小さな子供たちが近所のお寺や神社の綺麗な境内でワイワイキャッキャと遊び、そのお寺や神社などの独自のお祭りを存続再興させ、子孫に伝え遺すことを全国に広める」

という、目的を達成できると考えます。

この取り組みに暖かい気持ちを寄せてくれる方は、どうぞご協力とご支援を宜しくお願いします。

危険な場所の整備

私たちがやるべきことの中に、危険な場所の整備があります。

札所をまわっていると、十分整備されていない危険な場所があるのです。

第32番札所は山の中のお堂で、小川を渡らないと辿り着けない場所なのですが、現在はU字溝を反対にして小川に置き、その上を歩けるようにしています。

ですが足元が安定してないので大変危険な状態となってます。

▼動画

危険な小川の橋渡り

実際に渡ろうとすると、グラつきこ転びそうになりました。高齢者や子供が渡るには、周りの方のサポートが必要なほど不安定になってます。

上の動画を見ても分かる通り、こうした危険な場所は参拝者に怪我をさせてしまうリスクがあります。

安全・安心に参拝できるということは、何よりも優先させなければならないことだと思います。

▼第32番札所の小川の写真

調査と記録保存

やるべきことの3つ目は、調査と記録保存です。

帆柱新四国霊場が開山したのは明治31年(1898年)。今から120年以上にもなります。

私たちが帆柱巡礼を始めてすぐに感じたことが、情報が足りないということ。

ガイドブックを探しても、見当たらないのでとりあえず手当たり次第に調べて巡礼。

そのうち「帆柱山開山記念90周年誌」を図書館で見つけ、それを参考に巡礼してますが、内容情報が乏しくこれだけで全て巡礼し、調査記録をつくるのは無理があります。

実際90年誌を基に行ってみると今から40年前の資料なのでお堂がなかったり、ご本尊が変わっていたり、本堂が移動しているところもありました。

(また御本尊が無い場合の真言宗特有の解釈があったりもします)

現在のご住職やその関係者にお話をきくと、以前はたくさんの人がお参りにきていたが、今はその方たちが高齢やお亡くなりになり、当時を知る人がほとんどいないとのことでした。

こういった状態ですので、現在の帆柱新四国霊場の詳細を知る手がかりがほとんどないのです。

私たちの目的は

「お寺や神社への参拝者が増え、小さな子どもたちが近所のお寺や神社の綺麗な境内でワイワイキャッキャと遊び、そのお寺や神社などの独自のお祭りを存続再興させ、子孫へ伝え遺すことを全国へ広める」ことであり、

次の世代へ受け渡す為に私たちが祖先から受け継いだ大切な伝承や言い伝えを出来る限り明確にし、形にすることが重要だと考えます。

誤解が無いように

お遍路というと、真言宗の開祖、空海のゆかりの地をめぐる旅なので、私たちを真言宗の信者だと思われる人もいるかと思いますが、実は私たちは各々違う宗派であり、私に関してはもともと信仰心が強いわけではありません。

ちなみに、今回のプロジェクトリーダーのMiyataが曹洞宗、もへじが浄土真宗(お西)、私も最近分かったのですが浄土真宗(お東)でした。

ですので、自分たちの宗派を広めるために活動しているのではなく、仏教のお勉強のためのお遍路でもあるのです。

私たちは共通して「祖先の残してくれた古き良き文化を伝承し、人々の結びつきをさらに強固なものにして、子供から大人まで分け隔てなく遊べるような日本の神社仏閣を復興したい」と考えてます。

西原そめ子先生に取材

西原そめ子さんへ取材

私たちは、帆柱新四国霊場の八十八ヶ所を周り終えると

・北九州三十三観音霊場

・西国三十三観音霊場

を次のお遍路でスタートする予定です。

先日、「北九州の寺めぐり」の著者である西原そめ子さんとお話する機会がありました。

3時間近くお話させていただき、先生のお人柄が分かる対談となりました。

先生は、定年を機に四国のお遍路を始めたそうで、最初はストレス解消やリフレッシュの目的で巡礼されたそうです。

次第にお寺の歴史や由来に触れることが自身の癒しとなり、お遍路の虜となったとおっしゃってました。

地元福岡のお寺もまわり始め、北九州の寺めぐり、筑前の寺めぐり、篠栗八十八ヶ所霊場巡りなどたくさんの本も執筆なさってます。

その中でも「北九州の寺めぐり」という本は、北九州三十三観音霊場を中心として書かれているのですが、帆柱新四国霊場と札所が重なる部分もあり、巡礼の際には大変参考になりました。

先生には、お寺への取材のコツや資料収集のやり方、また執筆する上での注意事項などを自身の経験を交え教えて頂きました。

先生は今後も霊場巡りは続けられるそうで、現在は歴史小説を執筆中だそうです。

実は、私、とつがわが西原そめ子先生の小説をネット掲載する担当をやっております。

アップしたら、ツイッターでお知らせしますので私のツイッターアカウントをフォローお願いします。

とつがわのツイッターアカウント:https://twitter.com/totsugawa0122

小まとめ

【目的】

この神社仏閣復興プロジェクトの目的は、

「お寺や神社に参拝者が増え、小さい子供たちが近所のお寺や神社の綺麗な境内でワイワイキャッキャと遊び、そのお寺や神社などの独自のお祭りを存続復興させ、子孫に伝え遺すことを全国に広める」ということです。

【課題】

目的を達成するための課題として

第一に、清掃費とお賽銭問題

第二に、危険な箇所の整備

第三に、調査と記録保存

を行っていきます。

クラウドファンディングを選んだ理由

今回の神社仏閣復興プロジェクトの対象地は北九州の帆柱新四国霊場の札所になりますが、私たちの大きな目的として、この取り組みを「全国に広める」というのがあります。

全国にはたくさんの神社や仏閣がありますが、そのうち清掃が必要なところがあり、参拝者の減少に繋がってます。

参拝者の減少でお賽銭が集まらなかったり、世話人さんの減少により維持管理ができず廃れていっているところが多々あるのです。

クラウドファンディングは、知り合いが新しいお店をオープンするにあたってやっていたのですが、この方法なら全国に向けて発信できるので多くの人に見て頂けて非常に良いと思いました。

また、プロジェクトに賛同の有無は関係なく、地域で小さいお堂などの復興のための取り組みをしている一行がいることを知って頂けるだけでも大変嬉しく思います。

今回のプロジェクトが全国の神社仏閣を維持していくための問題解決の道標になれば幸いです。

今回の整備はココ

白木谷観音堂(第32番札所)

今回の神社仏閣復興プロジェクトで行いたいのは、北九州の帆柱新四国霊場の第32番札所、白木谷観音堂(仮称)の清掃と危険な場所の整備です。

こちらのお堂は、自治会の方が協力してお世話されており、土地の所有者並びに自治会の方には今回の清掃整備の了解は得ております。

ここでのやるべきことは4つありますが、まずは最優先事項として危険な場所の整備からやっていきます。

①危険な川渡り

この白木谷観音堂には、小川を越えなければ、お堂にはいけないのに、橋が整備されておりません。

上の写真で確認できますが、現在ひっくり返したU字溝の上を渡りお堂へ行くようになってます。

しかしU字溝に体重をかけるとU字溝が安定してないのでグラつき、転倒しそうになりました。特に女性や子供、高齢者には危険な場所となってます。

さらに、この小川は三つの川が集まって出来ており、梅雨時期になると水かさが増すので、大変危険です。水の流れを邪魔しないような対策をとる必要があります。

よって、強固な橋まではいきませんが、安全に小川を渡れるような施策を考えております。

②枯葉の危険性

この第32番札所は白木谷の山中にあり、周辺は大きな岩盤でおおわれてます。お堂へ行くには、山道のフェンスを開けて急な坂を下る必要があります。

下った先は雑木林に囲まれ地面には落ち葉で埋め尽くされているため、足元の見えないなか、進むのは大変危険です。

また小川を渡っても、お堂までは坂道を上らなければならないのですがこの道も滑るので大変危険です。

自然の中にあるお堂ですので枯葉は当たり前なのですが、そのままでは怪我をする危険性があるので、清掃が必要です。

解決策としては、入り口のフェンスに清掃用具を設置し、お堂までの道のりを落ち葉などを掃いて行ってもらうという方法です。

清掃用具は熊手ホウキが良いと思っています。

この方法なら、人の通る道の落ち葉は掃けるし、足元の安全も確認しながら進めるので、良いかと思います。

③門の針金問題

この32番札所を訪れるには山道の脇にあるメッシュフェンスを開かないと行くことが出来ません。

イノシシ防止で設置されているフェンスですが、鍵が針金をねじってあるだけなので、ひっかけて怪我の危険性があります。

よって安全性の高い鍵に変更したいと思います。イノシシ除けの機能を残しつつも、女性や子供も簡単に開けれる鍵にします。

④場所がわからない

この第32番札所ですが、グーグルマップで見ると白木谷駐車場からお堂までは車が通れない為結構歩かなければ行くことができません。

ですが、白木谷駐車場の東側に舗装されている道路がありそこを車で上れば白木谷梅林横の駐車場があります。

(この道は、グーグルマップ上で道として表示されてない為、車で上がれることを知らない方がほとんどです。)

対処としては、道の入り口に札所案内看板を設置し、フェンス前には札所看板の設置を考えております。

この辺りは似たようなフェンスの入り口がいくつかあるので、看板をつけることによって参拝者が迷わずお参りできると考えております。

整備費用について

設定金額は20万円ですが、これは危険な箇所の整備にかかる最低資金額です。

看板の設置や調査費用は含んでおりません。

このお金は、このお堂を安全に参拝できるように整備するため使用します。

また、余剰金がでれば立札や看板設置、調査費用に充てる予定です。

最後に

私たちは、今回の帆柱新四国霊場の第32番札所をはじめ、このプロジェクトに賛同頂ける方にクラウドファンディングで融資を募りきちんと管理維持が行き届いていないその他のお堂も綺麗に整備していく予定です。古くても魅力的なお堂として、再び注目され、人々が信心なさって心地よくお参りできるように皆で維持出来たらとても良いことだと思います。

お遍路メンバーについて

お遍路の記事は、Miyataともへじも書いてますので、下記に紹介しておきます。

▼Miyataのブログ

お遍路の記事はもちろん、神社や仏閣のお祭り紹介や百人一首も掲載しています。日本の文化に触れてみませんか?

みやちか絵巻

▼もへじのブログ

自著「イノチノツカイカタ」をはじめ、宅建攻略法、古物市場入門編、開運の玉手箱、ジョーク物語、愛猫ルー劇場など様々なジャンルの情報を発信。

もへじのお部屋